
安全にトレイルランを愉しむために
福田六花 Ricka Fukuda
医師/フィールズ・メディカルアドバイザー
日本トレイルランニング協会・会長
豊かな自然のなかで行うトレイルランニングは、強く健康な身体を創りあげ、単調な日常生活を解き放つ大きな歓びと感動があります。かつてメタボで不健康な外科医であった私はトレイルランニングに出会ったことで心身の健康を取り戻し、穏やかでアクティブに生活出来るようになりました。
素晴らしいスポーツであるトレイルランニングですが、山を走ると云う行為には日常生活とは全く異なる危険が潜んでいます。山でトラブルに合わないためのいくつかの基本的な注意事項です。お読み頂けると幸いです。
<装備の確認>
天気予報をみるだけではカバーし切れない山ならではの天候の急変があります。雨対策、気温対策(高温、低温)を常に意識した装備で走ってください。日帰り予定であってもヘッデン(ヘッドランプ)はかならず持参してください。
<道迷い対策>
山で道に迷わないよう地図アプリはいつでも使用できるように習熟してください。スマホはたっぷり充電し予備バッテリーも必ず携帯してください。
道迷いしてどうしようもなくなった場合は、自分のいる場所の緯度経度を警察に連絡し救助要請してください。Googleマップを開き、自分のいる場所を長押しすると赤いピンが立ち上がります。その際に検索窓に表示されるふたつの数値が緯度経度です。
(例 35.491150, 138.760780)
<補給>
荷物は少しでも軽くしたいところですが、給水、補給食は多めに携帯してください。
<体調管理>
トレイルランニング中に体調不良に陥る方がいます。山で動けなくなっても救急車は助けにきてくれません。普段から体調管理には充分気を付けて、コンディションの悪い時や寝不足の時は、山に走りに行かない(途中で引き返す)勇気を持ってください。
準備をしっかり整えて走りにいらしてください。
「それでは2月22日、鋸山でみなさまにお会いできるのを楽しみに待っています!」



